こんにちは。
あままきです。
神奈川生まれ、神奈川育ち。
横浜在住の
アラフォー、独身、派遣OLです。
鎌倉の稲村ヶ崎にある精進料理教室「不識庵(ふしきあん)」へ行ってきました。
昨年に2、3回通ったのですが
しばらく間が空いてしまい
今回久しぶりに行ってきました。
Google地図でも探せない不識庵
「不識庵」は江ノ電の稲村ヶ崎駅から徒歩15分くらいの場所にあるのですが
初めていく人は100%見つけられません。
いや、初めてどころか
2回3回行っても迷います笑
なぜならば、Google地図にも表示されない山の中にあるから。
辿り着くまでの道が軽い登山です。
私が精進料理に興味をもった理由
そもそも
お肉も好きだし、ジャンクフードも食べちゃう私が
なぜ精進料理に興味をもったのか。
正直なところ、コレといった理由が思い出せないのですが
多分こんなところから興味を持ち始めたのかなぁと思っています。
・仏教に興味があった(出家を考えたことがある)
・茶道を習い始めた
・座禅(瞑想)をするようになった
・コロナ禍になって自分の心と身体に向き合う時間が増えた
・必要以上に動物を殺める人間の生活に疑問を持つようになった
こんなところですかね。
身体と心に優しい精進料理
前述の通り、私はお肉もジャンクフードも食べるのですが
そういった食事が続くと胃が疲れて
体全体も重たく感じてきます。
そして胃袋は満たされているのに
なぜか心が満たされないままなのです。
どこかでこんな話を聞いたことがあります。
人は手をかけて作られたものにこそ愛を感じる
なるほど。
だから機械で作られたコンビニのお弁当や
ジャンクフードでは心が満たされないのか
と納得しました。
精進料理はお粥と漬物のみといった質素な食事をイメージされる方もいるかもしれませんが
実際には
季節の食材を使い、様々な工夫が凝らされ
目でも楽しめ、心も癒される料理なのです。
藤井まり先生
「不識庵」で精進料理を教えてくださるのは
藤井まり先生。
先生ご本人は本格的に仏教を学ばれたことはないそうですが
ご主人が僧侶であったことから精進料理に携わるようになり
ご主人が他界された後もお一人で教室を続けて来られたとのこと。
私の母親と同じくらいのお年ですが
国内外でワークショックを開催されたり
知識や交友関係も広く
とてもパワフルです。
そんな先生のお話はとても勉強になり
刺激を受けます。
多様性あふれる生徒さん
先生の人柄もあってか
教室に通われている生徒さんも多様性溢れていて
住む場所も、世代も、職業も様々です。
外国籍の方もいらっしゃり
今回もフランス人男性と日本人女性のご夫婦が参加されていました。
そういった生徒さんのお話を聞くのも楽しいです。
今回作った精進料理
今回作ったメニューはこちら。
・緑豆粥
・水晶豆腐のすまし汁
・炒め茄子のたたき納豆和え
・じゃが芋の蒲焼きもどき
・胡瓜の和えまぜ
・キウイとプルーンの蜂蜜和え
目にも鮮やかですよね。
出汁も含めて動物性のものは一切使用していません。
五葷(ごくん)といわれる
ニンニク、ニラ、ねぎ、らっきょう、ノビルなどのネギ属のものも使用していないので
胃にもとても優しかったです。
とくに、じゃがいもの蒲焼きもどきが美味しかったです。
もちろん魚介は使用してないのですが
うなぎの皮に見立てて海苔を使用していることによって
本当にうなぎを食べているようでした。
ご馳走さまでした。
また、来月も行く予定です。
皆様も身体と心に優しい食事を心がけて生きましょ。